メタボリック対策のための運動

メタボリック対策には生活習慣病予防のための運動が欠かせない。

厚生労働省は、増加する生活習慣病を予防するために「健康づくりのための運動指針2006<エクササイズガイド2006>」を昨年7月に発表している。

この運動指針は、安全で有効な運動を広く国民に普及することを目的とし、現在の身体活動量や体力の評価、目標の設定方法、運動内容の選択などについて具体的に示している。

メタボリック対策のための運動量の目標というのがある。

健康づくりのための身体活動量の目標というのが定められている。

その内容は、

週23エクササイズの活発な身体活動(運動・生活活動)を行う!

そのうち4エクササイズは活発な運動を!というものとなっている。

メタボリック対策のための運動量の目標における、「身体活動」とは、「安静にしている状態より多くエネルギーを消費する全ての動き」と定義され、「運動」と「生活活動」に分けられている。

メタボリック対策には、運動と生活活動を組み合わせて週23エクササイズ、そのうち4エクササイズは運動を行うことを目標としている。

継続することが重要なので、無理をせずに日常生活の中で生活活動量を増やしたり、ライフスタイルに合わせた運動を行うことが推奨されている。


厚生 労働 省の メタボリック対策

メタボリック対策にはメタボリックシンドロームに着目した健診や保健指導が不可欠だ。

現在、生活習慣病の患者さんやその予備群が増加しており、生活習慣病が死亡原因の約6割、国民医療費の約3割を占めている。

このため生活習慣病の予防、特に、健診による予備群の早期発見と保健指導の徹底が重要と見られている。

メタボリックシンドロームは内臓脂肪肥満が生活習慣病の共通の要因となっていることから、
厚生労働省は、平成20年4月から医療保険者において40歳以上を対象に
メタボリックシンドロームに着目した健診・保健指導を行うこととしている。

これにより、平成27年度には平成20年に比べて
糖尿病等の生活習慣病の有病者・予備群を
25%減少させることを目標としている。

メタボリックシンドロームは過食や飽食などの食生活、
運動不足など長年の不健康な生活の蓄積が
背景にあることは間違いのない事実であると思われる。

皮肉にも、便利で豊かになった生活が不健康な生活習慣だった場合には、
命を脅かしかねない病気の温床となっているわけだ。

最近は、内臓脂肪蓄積肥満の若年化も懸念されている。

メタボリック対策は子供から大人までの全世代に渡って、
気をつけていかねばならない、最優先課題といえるだろう。

年齢を問わず日ごろからの健康管理に気を配ることがとても大切だろう。

運動習慣と食生活

メタボリック対策には食事療法や運動をすることが大切だ。

メタボリックシンドロームは、内臓脂肪の蓄積と、
それを基盤としたインスリン抵抗性及び糖代謝異常、脂質代謝異常、
高血圧を複数合併するマルチプルリスクファクター症候群で、動脈硬化になりやすい病態だ。

メタボリック対策が必要な人達は厚生労働省の平成16年国民健康・栄養調査によると、
40歳から74歳の男性2人に1人、女性の5人に1人が
メタボリックシンドロームが強く疑われるかその予備群と考えられ、
日本の同年齢における有病者数は約940万人、
予備群者数は1020万人、併せて約1960万人と推定されている。

メタボリックシンドロームの診断基準は前回説明したとおり、
腹囲が男性で85センチ以上、女性で90センチ以上であることが、
メタボリックシンドロームの条件となる。

また、
@脂質が中性脂肪150mg/dℓ以上、またはHDLコレステロール40mg/dℓ未満の人。

A空腹時血糖が110mg/dℓ以上の人。

B収縮時血圧(上の血圧)が130mmHg以上、または拡張期血圧(下の血圧)が85mmHg以上。

これら@からBまでのうち2つ以上が当てはまる場合にメタボリックシンドロームと診断されるわけだ。

メタボリックシンドロームでは、虚血性心疾患や脳血管疾患などの
動脈硬化症疾患を発症する可能性が高くなる。

そのため運動習慣の徹底や食生活の改善など生活習慣の改善により
内臓脂肪を減少させ、それらの発症リスクの低減を図る必要がある。

メタボリックシンドロームのチェック

メタボリック対策をおこなうには、
まず自分がメタボリックシンドロームなのかチェックすることが必要だ。

では、自分がメタボリックシンドロームなのかどうか
チェックするにはどうすればよいのだろうか。

そのためには、おへその高さの腹囲と血液中の脂質や空腹時血糖、
血圧の値を組み合わせて判断する。

メタボリックシンドロームなのかのどうかのチェックの具体的数値は、
腹囲が男性で85センチ以上、女性で90センチ以上であることが、
メタボリックシンドロームの条件となっている。

メタボリックシンドロームなのかのどうかのチェックする具体的数値は、それに加えて

@脂質が中性脂肪150mg/dℓ以上、またはHDLコレステロール40mg/dℓ未満の人。

A空腹時血糖が110mg/dℓ以上の人。

B収縮時血圧(上の血圧)が130mmHg以上、または拡張期血圧(下の血圧)が85mmHg以上の人。

これら@からBまでのうち2つ以上が当てはまる場合に
メタボリックシンドロームと診断される。

メタボリック対策は早急な課題となっている。

ある調査では、40歳から74歳の男性2人に1人、女性の5人に1人がメタボリックシンドロームか、
その予備群だったとする結果が出ている。

メタボリックシンドロームになる前に、適度に運動したり、食生活に気をつけて、
お腹周りに過度に脂肪がつかないように気をつけたいものだ。




メタボリック対策

メタボリック対策、きちんとおこなっているだろうか?

最近メタボリックシンドロームという言葉をよく見たり、聞いたりしているのではないかと思う。

『お腹の、周りに余分な脂肪がつくとからだによくない』という程度の知識はみなさん、お持ちかと思う。

でも、メタボリックシンドロームとは具体的にどんな状態のことをいうのか、
なぜ、からだによくないのか、どんなふうに対応したらいいのか、
きちんと答えられる人は結構少ないようだ。

メタボリックシンドロームはお腹や内臓の周りに脂肪が溜まった状態が原因になっている。

肥満は、大きく2つのタイプに分かれるようだ。

ひとつがお腹の中の内臓の周りに脂肪が蓄積する「内臓脂肪型肥満」。

もうひとつが、下腹部や腰、おしり、太ももの周りの皮下に脂肪が蓄積する「皮下脂肪型肥満」だ。

メタボリック対策は、「内臓脂肪型肥満」、「皮下脂肪型肥満」ともに必要となる。

このうち、内臓脂肪型の肥満は、一見、それほど太って見えないことが多いのだが、
最近の研究によって、実は高脂血症、高血圧、糖尿病を引き起こして
動脈硬化を進める原因になることがわかってきた。

メタボリックシンドロームとは、
一つひとつは軽症でもこうした「内臓脂肪型肥満、高脂血症、高血圧、糖尿病」など、
動脈硬化を進めるリスクを複数併せ持った状態のことをいう。